ニュースまとめ読み:差別的ターゲティング広告 (2020 6/8-6/18)
フォルクスワーゲン社は先月、自社のCMが人種差別的な内容を含んでいたとして謝罪を表明した。
ロシアのモスクワにあるユダヤ人のためのミュージアムが求人募集説明欄に「スラヴ系の見た目」と書いたことに対し、人種差別的であると批判を受けた。
フェイスブックとグーグルの両社はオーストラリア政府が新たに提案したニュース及びメディア会社に関する法律について、不利益で差別的であると強い反対の姿勢を示した。
黒人差別についての議論が増しているアメリカでは、ウォルマート、アマゾンとグーグルの三社が差別的だとされているポリシーの変更を発表した。またフェイスブック社が差別的な広告の提示をとり止めない姿勢をとったことに対し、一部のグループがポリシー変更を求めるキャンペーンを始めた。
今月11日にグーグル社は自社の広告に関するポリシーを変更することを発表した。これは、クレジットカード会社等の広告主が、ユーザーを性別や年齢といった基準で差別することを防ぐためであるとされている。