ロンドン警察は、顔認証システムを用いた個人の特定を今後利用しない方針を発表した。これは、その有効性が有色人種の顔を分析する時に下がり、人種差別に繋がることを考慮してだと考えられる。

1000人を超える人工知能の研究者、学者、専門家の集まりが、まもなく発表される予定のニューラルネットワークを使用して「犯罪を予測する」と主張するソフトウェアに対して反対している。

世界中の国々で行われている「ブラック・ライヴズ・マター」のプロテストを受けて、オーストラリア警察が顔認証システムを使って抗議参加者の特定を行う可能性が示唆されている。

今年一月に、アメリカ人のロバート ウィリアムスさんが顔認証システムを用いたデトロイト警察によって誤認逮捕された事件が人工知能に対しての議論を引き起こしている。

南ウェールズ警察はデータ保護法に違反する「人種差別的」な顔認証システムを利用したとして告発された。